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アリサカ(2328)の粉飾決算を過去の決算書から振り返る(パート3)!!
2008年05月27日にアリサカ(2328)が会社経営の行き詰まりにより上場廃止になった。
今回は過去の決算書から貸借対照表をチェックします。

【資産】
流動資産

20032004200520062007
売上高44955451676285489915
受取手形及び売掛金0
0
109
201
133
棚卸資産(在庫)140203284379513
繰延税金資産96121316

①売掛金・受取手形の額がふくらんでいないか。
2005年あたりから、これらの額が増加しています。売上に対する比率は少ないので、問題なさそうであるが、アリサカのビジネスはボーリング場やゲームセンンターの経営なので、受取手形や売掛金は本来なら発生する項目ではないのかもしれません。
②棚卸資産がふくらんでいないか。
毎年順調に増加しています。大量仕入れでボリュームディスカウントを狙い、売上原価を下げている可能性が大きいです。
③繰延税金資産はどのくらいあるか
売上に対する額は1%以下であり問題ない。

固定資産
④有形固定資産の額はいくらか、償却方法は定額法か定率法か
定率法で問題なし。
⑤のれん代(営業権/連結調製勘定)の額は大きくないか、償却期間は何年か。
のれん代は54百万円であり、償却期間は2年で設定している。→問題ない。
自己資本は2620百万円なので額は問題なし。
⑥繰延資産という項目があるか、あるとしたらどのくらいの額か。
10百万円あるが、額は小さいので問題ない。

【負債】
①引当金や前受収益などが少なすぎないか。
引当金や前受収益はほとんどないが、ビジネスモデル上、貸倒れなどは起こり難いため、問題ないと考えられる。
②社債、とくに転換社債を発行していないか。
社債の発行あり。社債を発行すると発行した会社に規定が課されるため、業績が低迷してくると利益を偽造する可能性がある。

【純資産】
20032004200520062007
売上高44955451676285489915
資本剰余金403500632920920
利益剰余金385534679748741

①利益剰余金は資本金・資本剰余金と比べて小さすぎないか、資本金・資本剰余金の増加に注意。
資本剰余金が毎年増加しています。株主利益が毎年希薄化している証拠になります
②純資産の部の大半を評価差額金が占めていないか。
評価差額金は17百万円なので額は問題なし。
③新株予約金が多額に発行されていないか。
ないので問題ない。
④少数株主持分が過大ではないか。
ないので問題ない。

まとめ;12項目中4項目で異常がありました。特に注目すべきは資本剰余金の増加です。この5年間で403→920に2倍以上増加しているため、単純に考えても株主利益が半分になっています。
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